イン・タイム ザ・ベスト・オブ・R.E.M. 1988-2003 (スペシャル・エディション) - R.E.M., W.S.バロウズ
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プロフィール
R.E.M.(アール・イー・エム)は、1980年に米国・ジョージア州アセンズにて結成されたロック・バンドである。メンバーは、マイケル・スタイプ(ボーカル)、ピーター・バック(ギター)、マイク・ミルズ(ベース)、ビル・ベリー(ドラム)で構成される。
その高い音楽性、歌詞にこめられた文学性・メッセージ性や、ニルヴァーナのカート・コバーン、パール・ジャム、レディオヘッドのトム・ヨーク、ソニック・ユース、ペイヴメントのスティーヴン・マルクマス、コールドプレイのクリス・マーティン、ブラー・ゴリラズのデーモン・アルバーンといった、各々の時代の寵児とされるバンド・ミュージシャンからのリスペクトを一身に受けていることから、世界で最も重要なロックバンドと称されることもある。(今までに『アメリカ最高のロック・アンド・ロール・バンド』、『世界で最も重要なロックバンド』等として音楽専門誌「ローリング・ストーン」の表紙を飾っている。)
2007年にロックの殿堂入りを果たした。授賞式でのスピーチはパール・ジャムのエディー・ヴェダーが担当した。
ピーターのアルペジオ奏法、マイケルの独特な歌唱により結成当初から注目を浴びたオルタナティブ・ロック黎明期における代表的なバンドである。
米国のインディーレーベルHib-Toneよりシングル「レディオ・フリー・ヨーロッパ」で1981年にデビュー。翌年にはA&M傘下のインディーレーベルI.R.S.に移籍。歌詞やバンドの姿勢のところどころに感じ取れる政治的なメッセージや、楽曲の高いア-ト性から、1980年代におけるUSカレッジチャートの雄としてアンダーグラウンドシーンに君臨。インディーで5枚のアルバムをリリースした後、6枚目のアルバム『グリーン』よりワーナーへと移籍。以後、現在に至るまでオルタナティブ・ロックの代表的なバンドの一つとして活動を続けている。
デビュー当時は4人組のバンドだったが、1997年にドラムのビル・ベリーが健康上の理由により脱退。以後はメンバーを追加することなく3人で活動している。バンド名はレム睡眠時の眼球運動 (Rapid Eye Movement) に由来すると言われているが、本人らは明言しておらず諸説ある。
俳優ジョニー・デップは、バットホール・サーファーズのギビー・ハインズらと組んだバンド、Pで、その名も「マイケル・スタイプ」という楽曲を制作している。
メンバー
- マイケル・スタイプ Michael Stipe - ボーカル
- ピーター・バック Peter Buck - ギター
- マイク・ミルズ Mike Mills - ベース
- ビル・ベリー Bill Berry - ドラム(1997年脱退)
ディスコグラフィー
オリジナルアルバム
- 1983年『マーマー』Murmur - 36位、ゴールド (US)
- 1984年『夢の肖像』Reckoning - 27位、ゴールド (US)
- 1985年『玉手箱』Fables Of The Reconstruction - 28位、ゴールド (US)
- 1986年『ライフズ・リッチ・ページェント』Life's Rich Pageant - 21位、ゴールド (US)
- 1987年『ドキュメント』Document - 10位、プラチナ (US)
- 1988年『グリーン』Green - 12位、2xプラチナ (US)
- 1991年『アウト・オブ・タイム』Out Of Time - 1位、4xプラチナ (US)
- 1992年『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』Automatic For The People - 2位、4xプラチナ (US) 1位 (UK)
- 1994年『モンスター』Monster - 1位、4xプラチナ (US) 1位 (UK)
- 1996年『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』New Adventures In Hi-Fi - 2位、プラチナ (US) 1位 (UK)
- 1998年『アップ』Up - 3位、ゴールド (US) 1位 (UK)
- 2001年『リヴィール』Reveal - 6位、ゴールド (US) 1位 (UK)
- 2004年『アラウンド・ザ・サン』Around The Sun - 13位 (US) 1位 (UK) 1位 (WorldWide)
- 2008年『アクセラレイト』Accelerate - 2位 (US) 1位 (UK) 1位 (WorldWide)
ライヴアルバム
- 2007年『R.E.M. ライヴ』R.E.M. Live
ベストアルバム
- 1990年『エポニマス』Eponymous
- 1991年『The Best Of R.E.M.』
- 2003年『In Time - The Best of R.E.M. 1988-2003』
- 2006年『And I Feel Fine - The Best of I.R.S. Years 1982-1987』
音楽性
カレッジ・チャートの雄であったIRS時代の作品は、当時の日本の音楽雑誌では「殺伐とした音」と評されたが、1990年代のグランジを経過した後は、あまりそういった印象はない。当時1980年代の日本・アメリカの潮流はヘヴィメタル・ヘアメタルであり、そういったチャート重視のキャッチーなロックと比べられれば当然の反応ではある。
ややニュー・ウェーブ調でパンク・ロックやサイケデリック・ロックを彼らなりに消化した作風は、当時としては異彩を放っており、熱心な音楽ファンの間では早い時期から注目されていた。ごく初期の作品でのマイケル・スタイプのボーカルは、声質自体は悪くないにも関わらず、アメリカ人でも殆ど歌詞が聞き取れないと言われるほど独特な歌い方であった。歌詞や楽曲に幾分明瞭度が増したインディー中期~メジャー初期には、政治的なメッセージを声高にオーディエンスに働きかけ、その姿勢自体がオルタナティブ・ロックの潮流の代表・先駆となっていった。
最高傑作の一つとする意見の多い、ワーナー移籍後の『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』は、死をテーマにしているとされ、内省的な作風ながら、全世界で1,500万枚以上売れた。収録曲の「マン・オン・ザ・ムーン」は、実在した鬼才コメディアンアンディ・カウフマンをモチーフにしており、後に製作された彼の伝記映画のタイトルにもなった。R.E.M.は、この映画の音楽も担当した。ニルヴァーナのカート・コバーンが自殺する直前に聞いていたとされるレコードとしても知られる。
シングルで最も売れた曲は『アウト・オブ・タイム』に収録されている「Losing My Religion」で、全米4位を記録している。
ビル・ベリー脱退後の作品は、セールスもかつてほどの勢いはなくなってきている。最近では、彼らの反ブッシュ的な姿勢が影響してか、アメリカよりもヨーロッパ特にイギリスで売れている。
日本公演
- 1984年 早稲田大学、横浜国立大学など
- 1989年 1月28日・29日 MZA有明
- 1995年 2月1日・2日 日本武道館
- 2005年 3月16日 日本武道館、17日 愛知県芸術劇場大ホール、18日 グランキューブ大阪メインホール
エピソード
1995年、菓子メーカー、ハーシーフーズ社が米国でチョコレート菓子「キットカット」でR.E.M.のコンサートチケットが当たる懸賞をアーティスト側に無断で発表し、R.E.M.は提訴した。のちに和解し、提訴は取り下げた。
外部リンク
イン・タイム ザ・ベスト・オブ・R.E.M. 1988-2003 (スペシャル・エディション)
- オススメ度:

- アーティスト: R.E.M., W.S.バロウズ
- レーベル: ワーナーミュージックジャパン
- 定価: ¥ 3,570
- 発売日: 2003-10-29
- 内容: CD
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レビュー

通常ベスト盤もシングルにしか収められてない曲が入っていたり
選曲もまあ妥当と思いますが
この限定盤ではアルバム未収録のシングルB面曲も聞け
多面的にR.E.M.の魅力を味わえると思います。
R.E.M.を初めて聞く人にも薦めたいです。
R.E.M.のシングルB面曲はラフな作りのものが多く
アルバムで味わうことの出来ない魅力があります。
本作でもそんな魅力が味わえ、中でもliftingやwhy not smileのデモ、未発表曲2JNが好きです。
89年のライブ映像『ツアーフィルム』からのturn you inside outも
音質が良くなり楽しめます。
revolutionは95~96年のツアーでも取り上げられた曲ですが
あの時期特有の痛快でポップな佳曲だと思います。
他にも本作に収められていない面白いシングルB面曲は沢山あるのですが
それはまたシングルを買う楽しみも残しているのでしょう。
qqqqqqqqqqqq 2005-10-20
全曲歌詞対訳つき日本盤、新曲もエンハンスド・ヴィデオもよし 
このベスト・アルバムに収められている曲は、アメリカのロック・バンド、R.E.M.がメジャー・レーベルからリリースしたものですが、受け手に高い音楽リスニング能力を求めるという意味で、“小中高生向き”ではなく、“大人/インテリ向き”のロック、メジャー・レーベルよりインディーズ・レーベルが好きなかた向けのロックでしょう。です。高音部分で音程を気にしないマイケル・スタンプのヴォーカルに驚くこともあるのですが、そしてもちろん明るく軽快なロックもあるのですが、フォーク、カントリー、ロックの絶妙な配合、そしてとにかく美的で渋くて粋なロックに魅了されました。
ディスク1収録の新曲二曲もよし。トラック3は軽快なロック・ナンバー。歌詞は〈9・11〉以降急速に保守化したアメリカ社会に対する批判ですね。トラック11は、ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」を思わせるポップなロックの佳曲。
ディスク2に収録された、カップリング曲、サントラ提供曲、未発表ライヴ・トラックもよし。便利なレア・トラック集です。
ディスク2にエンハンスドされた、「バッド・デイ」のミュージック・ヴィデオもよし。アイディアの実現にかなりお金のかかった作品なので、映像にひきつけられます。
そして、ディスク2含めて、全曲歌詞対訳つきです。日本語解説もメンバー・コメントの日本語訳もついています。
総じて、非常にいいベスト・アルバム・スペシャル・エディション日本盤です。
Penny Lane 2005-02-26
Peterの解説だけでも買う価値あり 
IRS時代の音源は色々なベスト盤がリリースされていて、Dead Letter Officeを除いてはどれも企画モノという印象がありましたが、今回のWarnerでのベスト盤はメンバー自らが選曲したようです。Green、Out of Time、Monsterからの曲が少なく選曲にやや不満は残りますが、Man On The Moon/The Great Beyondに始まりEverybody Hurts/At My Most Beautiful/Nightswimmingで終わっている事に象徴されているように、ここ数年好セールスを記録しているヨーロッパでの受けをかなり意識しているようです。ヒット集とレア集をそれぞれ2枚組みで2つに分けて欲しかった、というのはちょっと贅沢かな?
しかし、何と言ってもDead Letter Office以来となるPeter Buckの手による全曲紹介のライナー・ノーツだけでも買う価値ありですよね。
ほそみち 2003-11-15
彼らが選んだベストシングル集 
あれもこれもといいだしたらきりが無いバンドです。ここから各オリジナル盤に手を伸ばす人が増えることを願います。是非とも二枚組みをお勧め。特に、マイケルの本気のヴォイスとピーターのニール・ヤングばりのギターが炸裂するcountry feedback はたぶんこれからも演奏され続けるであろう重要曲です。本当に駄作、駄曲の無い人達なんですよ。
mellowmood 2003-11-02
レアトラックが必聴 
全体的にまとまりなくまったりとした印象(ベスト盤だから仕方ないか)だけど、Disk2のレアトラックは必聴。特に「ポップソング89」や「ワン・アイ・ラブ」のアコースティックバージョンは、マイケルのボーカルが素晴らしすぎ。アルバムバージョンしか聴いたことのない人はメロディーラインに衝撃を受けるかも?! W.S.バロウズが朗読する「スター・ミー・キトゥン」もすごすぎ。
あと、ピーターによる曲目解説の原文と訳がついていて、これがとっても彼らしくて一読の価値あり。全曲の歌詞と対訳、「バッド・デイ」のミュージックビデオ付き。ピース!
アセンズ★娘 。 2003-10-30
関連作品
作品リスト
| タイトル | 発売日 | 人気 | ASINコード |
|---|---|---|---|
| イン・タイム ザ・ベスト・オブ・R.E.M. 1988-2003 (スペシャル・エディション) | 2003-10-29 | 103842 | B0000BZ5FY |