それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス) - 石黒 正数
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プロフィール
石黒 正数(いしぐろ まさかず、男性 1977年 - )は、日本の漫画家。福井県出身。既婚。
来歴・作風
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒。在学中に所属していたサークルに佐藤利幸や吉田仁郎などがいる。2000年に「ヒーロー」でアフタヌーン四季賞秋の四季賞を受賞し、デビュー。現在『ヤングキングアワーズ』にて『それでも町は廻っている』、『週刊少年チャンピオン』にて『木曜日のフルット』を連載中。
影響を受けた漫画家として、藤子不二雄、大友克洋、小原愼司を挙げている。初めて読んだ漫画が藤子の『ドラえもん』であり、中学生の頃まで藤子の漫画ばかり読んでいたと語る。特に藤子・F・不二雄に受けた影響は大きく、自身の作風は藤子の作風である「S・F(すこし・ふしぎ)」を更にリスペクトしたものであるとしている。
その後、絵に関して大友の影響を受けたのち、小原の日常をベースにした作品に影響を受けた。『月刊アフタヌーン』に持ち込みをしたのも小原の『菫画報』の掲載誌だったためで、現在では本人とも親交がある。小原には直接「俺の『菫画報』を描かせてくれ!」と頼んだと言う。
かなりのレピッシュのファンであるようで、メンバーのソロ活動についても高く評価している。
フジテレビ系『世にも奇妙な物語』で短編作品「スイッチ」が実写化されている。
作品リスト
連載作品
- アガペ -犯罪交渉人 一乗はるか-(原作:鹿島潤、コミックフラッパー 2004年3月号 - 2006年3月号連載)全4巻
- それでも町は廻っている(ヤングキングアワーズ 2005年5月号 - 連載中)既刊6巻
- 木曜日のフルット(週刊少年チャンピオン 2009年6号 - 連載中)
- ネムルバカ(月刊COMICリュウ 2006年11月号 - 2008年3月号 不定期連載)全1巻
- 響子と父さん(月刊COMICリュウ 2008年11月号 - 2010年2月号 不定期連載)
- ドリスとマメ(MiChao!内ピテカントロプス 不定期連載)
- 外天楼(メフィスト - 連載中)
作品集
- Present for me(少年画報社、2007年刊)
- ヒーロー(アフタヌーンシーズン増刊No.5 Autumn、石黒正和名義)
- バーバラ(コミックフラッパー 2002年10月号)
- カウントダウン(コミックフラッパー 2002年10月号)
- ススメ サイキック少年団(コミックフラッパー 2003年1月号)
- Present for me(コミックフラッパー 2003年5月号)
- なげなわマン(コミックフラッパー 2003年12月号)
- 泰造のヘルメット(未発表作品 2004年)
- 探偵綺譚 (徳間書店、2007年刊)
- 探偵綺譚(コミックフラッパー 2003年8月号)
- スイッチ(COMIC MAGNA 2007年8月号) ※『世にも奇妙な物語』でのタイトルは「爆弾男のスイッチ」
- 14歳 性の相談室(チャンピオンRED いちご 2007年1号)
- 気の抜けたビールで…(モーニング増刊モーニング2 No.01)
- カラクリ(月刊コミックラッシュ 2006年8月号)
- 血の連判状(コミック戦国マガジン 2005年3号)
- スペースレンジャー ゴーファイブ(コミックフラッパー 2003年2月号)
- 修学旅行(コミックフラッパー 2003年9月号)
- 薄暗い穴の底から(ガンガンWING 2005年7月号付録)
- 南国ピクシー(パチスロ777 2005年12月号)
- 南国番長(パチスロ777 2006年6月号)
未収録短編
- 種(雑誌未掲載、第5回ビームマンガ大賞佳作、石黒正和名義)
- 宇宙救命24時(雑誌未掲載、コミックフラッパー第4回新人漫画大賞編集長特別賞、石黒正和名義)
- 夜は赤い目の世界(コミックフラッパー 2002年8月号)
- ネジまで愛して(コミックフラッパー 2002年12月号)
- 怪奇!透明人間が来る(コミックフラッパー 2003年3月号)
- ススメ サイキック少年団2(コミックフラッパー 2003年7月号)
- Demon Knights(ヤングキング 2006 No.8)
- ポジティブ先生(月刊少年ガンガン 2007年10月号)
- ネムルバカ番外篇 サブマリン(月刊COMICリュウ 2008年5月号)
- 初恋プレイボール(制コレISM GP)
- ジャスティス・ジャスト(ウルトラジャンプ 2009年12月号)
アシスタント
- ツナミノユウ
注釈
外部リンク
- おかんの家(公式サイト)
- 文化庁メディア芸術祭インタビュー
- Michao!インタビュー
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レビュー
1/3ページ
読めば読み返すほど… 
とても再読性のある本。
最初は読んでいて何が面白いのかイマイチピンと来ない。 しかしもう一度寝る前に読み返してみる。
そうしてまた次の日に読み返す。
気付けば何度も読み返している自分…(笑)
いつの間にかこのマンガに引き込まれてた。
主人公含めて個性豊かなキャラたち。
よつばと等が好きな人にはオススメ。
ヨッキ 2010-01-18
世界は廻る

幼い頃の世界と言うのは今思えばすごく狭くて自分の身近なことばかりだった。
年齢を経れば経るほどその世界というのは果てしなく広がり拡大していったが、
大人になった今になって気づくのは、一番大事な世界というのは幼い頃の
自分が見てきた世界のことなのかなあ、と思ったりする。
そんなことを思うのはこの作品がもたらす力のせいだろう。
僕は男だし、主人公の歩鳥に共感することなんてあまりないはずなのに、
この漫画を読んで笑ってるうちになんだか昔の友達に会いたくなったり
人の優しさに包まれていた時の幸せを思い出したりするのです。
え?大げさですか?でもこの漫画が傑作だというのは本当です。
難しいこと考えず、歩鳥の住む商店街に足を踏み入れてみれば、
なんだか幸せな気分になれるはず。
激しいアクションに食傷気味の人や、自分のピュアさを信じてる人?
ぜひ読んでみてください。
けい 2008-08-29
日常演出

「それでも町は廻っている」を読んで日常を見つけた。個人的に、日常はありふれているようで実は、リアルとアンリアルの狭間にこそ存在する気がしていた。つまり日常なんてどこにもない。
でも違うかもしれない。日常とは、誰かに造られてここにあるのかもしれない。僕は今、日常を造っているのかもしれない。うまくは言えないけど、そう感じた。
ほのぼのとしていて大笑いできることがこのギャグ漫画の最大の魅力。
しかし、その側面にはいつも感動に近いものが寄り添っていた。短篇「探偵綺譚」はそれを意識しすぎて押し付けがましくなり読みにくかったが、やはり「それ町」は一味違う。
正直4巻はいつもより笑わなかったけど、物足りないわけじゃないし、巻末コメントを読んで納得してしまった。ちゃんと考えているんだなあ。当たり前だけど、改めてすごいなあ。
とにかく、31話ミシンそばのはなしが素晴らしい。詳しい内容は書かないが、何気ない謎を見付け楽しむ、ただ町を歩いているだけで笑える、という「それ町」の本筋がそのまま描かれたような話。そして、歩鳥が泣いたところ。涙を見せない描写がまた、いつもと違い感じるところがあった。読みながらつい泣いてしまった。
真田の親父が最初にちゃかしていたシーンさえ読み終えるとちょっと泣ける。そうやって日常を造ってきたんだろう。オチも決まって造りも見事。
もちろん他の話もおもしろい。本当にいい漫画です。
こおろぎ 2008-04-06
やっぱり街は廻っている

喫茶シーサイドに働く女子高生、歩鳥の色々ごった煮ストーリー。第4巻です
この作品は『間』がすごいいいです
楽しいときの『間』、悲しいときの『間』、何でもないときの『間』
そういったマンガらしからぬ間の使い方によって
読んだ後の楽しさや悲しさ、何でもなさ(??)が倍増してる気がします
その中でも今回オススメなのが『ミシンソバ』の回
歩鳥の幼馴染の真田の想い出にある謎のソバ、ミシンソバ
記憶を頼りに探していった先にあった真実は・・・
これもさーっと書き流せばありふれたストーリーになっちゃいそうですけど
この漫画家さんが書くと、時が止まります。るんるん気分で読んでた読者が
「あっ・・・」とページを開く手を止めます。
そんな不思議な読後感が得られることうけあいの『それ街』
ぜひ読んでみてください
丸太小屋 2008-03-30
どこが面白いのか説明できなくてもどかしい

1巻から買い続けているファンにとっては何の文句も出ない面白さ。
石黒正数は元々推理モノが好きらしく巻が進むにつれてそういった要素が
増えつつあるが、面白さが高水準でキープされているので、
いち読者としては「どんどん好きなようにやってくれ」といった感じ。
プロだからマスに対する最低限の譲歩はあるだろうが、作者が好きなモノを描いて、
結果的にそれが面白くて、買った読者が楽しめて、また好きなモノが描ける
という最高に幸せなループができあがっている。
ただひとつ残念なのは、巻頭のカラーページで歩鳥に短パンの隙間から
パンチラさせていたこと。今までみたいに盛大にすっ転んでとかなら笑えるし、
ある意味で歩鳥に萌えるマンガでもあるんだけど、ああいうのは何か違うから、
他のそういうことしか能がないようなマンガに任せておけばいいと思った。
しんのすけ 2008-03-29
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