のだめカンタービレ(23) (KC KISS) - 二ノ宮 知子
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プロフィール
二ノ宮 知子(にのみや ともこ、1969年5月25日 - )は、日本の漫画家。埼玉県秩父郡皆野町出身。埼玉県在住。
代表作に『のだめカンタービレ』など。
概要
板金加工会社経営者の娘として生まれ育つ。1989年、『London ダウト・ボーイズ』でデビュー。20代の時に、インディーズバンド「イエローダック」の元ドラマーの戸田敦夫(通称POM。現在は二ノ宮姓)と結婚。
2001年より連載中のクラシック音楽を題材とした『のだめカンタービレ』が大ヒットし、2004年に第28回(平成16年度)講談社漫画賞の少女部門を受賞。2005年、『のだめ』がきっかけとなり東京都交響楽団常任指揮者であるジェイムズ・デプリーストと対談した。
2008年8月、妊娠8ヶ月と自身のブログで告白、同年10月24日男児を出産した。
酒豪として知られ、飲酒を題材とした作品が多い。自身の飲酒にまつわる体験(多くは失敗談)を描いた『平成よっぱらい研究所』の中で、自身のことを「まんが家兼よっぱらい研究所・所長」と書いていたことから、一部のファンは二ノ宮のことを「所長」と呼ぶ。
サッカー日本代表選手・高原直泰の大ファン。Jリーグ・浦和レッズファンでもある。
高校生天才起業家を描いたシチュエーションコメディ『天才ファミリー・カンパニー』は、ライブドア元社長堀江貴文の愛読書としても話題を呼んだほか、貫地谷しほりも常に車に置いてあるという。
作品リスト
- トレンドの女王ミホ(1991年-1995年、ヤングロゼ、角川書店) - 単行本全10巻。
- ニッポンの貧乏 笑ってごまかす日本の現実(絵:二ノ宮知子、文:加藤利明、1993年、スターツ出版、ISBN 4-915901-05-X)
- 天才ファミリー・カンパニー(1995年-2001年、きみとぼく、ソニーマガジンズ) - 単行本全11巻。
- 平成よっぱらい研究所(1995年-1996年、FEEL YOUNG、祥伝社) - 単行本全1巻。
- OUT(1998年、FEEL YOUNG) - 単行本全1巻。
- 飲みに行こうぜ!!(1999年、FEEL YOUNG) - 単行本全1巻。
- GREEN〜農家のヨメになりたい〜(1999年-2001年、Kiss Carnival、講談社) - 単行本全4巻。
- のだめカンタービレ(2001年-2009年、Kiss、講談社) - 単行本全23巻。
外部リンク
- Tomoko Ninomiya's Web : 公式サイト
- 二ノ宮製作所
- イエローダック
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レビュー
1/21ページ
読むのが辛いほど 
物語が展開するなかで徐々に失速していった『のだめカンタービレ』であるが、最終巻をむかえるころには、開始時に横溢していた新鮮な生命力を完全に喪失している。
また、このころには、著者の得意とする破天荒な米コメディ色が影をひそめ、実に中途半端な恋愛物語に墜してしまっている。
クラシック音楽を舞台にして、その世界の妙味を全くのしろうとにもたのしく理解できるように紹介しながら(もちろん、その紹介の仕方は、巷にあふれる紹介書に掲載されているような表層的なものではあったが)、そこに魅力的な青春ドラマを展開させていくという着想は正に画期的なものであった。
しかし、物語の舞台がヨーロッパに移行したころから、作品は徐々に推進力を失うことになる。
それは、たぶん、最終的に物語がどのような結末にむけて展開しているのかということが――作者を含めて――全てのひとに見えなくなったことに起因しているのだろう。
そこには出版社の意向もあるだろうが、結局、作品が商業的に成功したために、作品が構造的に内包している本来の「長さ」を無理に延長させたことの弊害といえるだろう。
実際、この最終巻あたりになると、こうした内容の劣化はあからさまなものとなり、あまりにもつまらないので、読者としても読むのが辛いほどである。
その意味では、この最終巻は、これまでのなかでも最悪の内容を誇るものといえるだろう。
現在の漫画作品に総体的にあてはまることであるが、今日、多数の著名な作家が、物語をじょうずに完結させるという重要な能力を喪失しているようである。
そして、それは、物語を物語るという行為の核心にあるものであるために、実に深刻な問題であると思うのである。
Norio001 2010-03-13
のだめは

モーツァルト? のだめが苦しんだのも、幸せを感じたのもモーツァルト。 だから、のだめカンタービレも、モーツァルトのようにあっさり終わったのかも。 そう考えれば、納得。
ちょいと 2010-02-28
えっ!?最終回だったの???

23巻を読んでこれが最終回だと気がつくのに2週間かかりました。
本の内容的には面白いのですが、私なりにこの物語の最終点は
のだめと千秋のコンチェルトかなと思っていたので
なんだか中途半端で終わっているような感じです・・・。
一応、番外編として連載は続いているそうなのですが
なんだかもっと最終回らしい最終回を期待していました。
がっかりです。
ひろ 2010-02-12
残念

のだめカンタービレ はいい作品であった。
前半から中盤にかけては・・・
だがしかし・・・
売れた漫画は雑誌や出版社を背負う事になるから
ある程度の引き伸ばしは仕方なかったのだと思う。
だから多少だらだらした展開になっても最後まで買って読んできた。
期待は誰もが大きかったと思う。
なのにこんなあっさりした尻すぼみな結末・・・
もう作者の描きたい事はおわっていたのかもしれない。
でもまた、何か思いついたなら是非グランドフィナーレに
リベンジしてもらいたいと思う。
anatomy 2010-02-04
この終わり方で、やっと真のテーマが分かった。

連載当時、他の人同様に
「え?これで終わり?」
と思ったが。
よくよく読み返してみると。
この物語の核心とは、遊園地でのミルヒーの台詞にあった事に気付いた。
この物語は音楽家・千秋真一と演奏家・野田恵の成長を描いている。
途中まで、この物語の帰結点はてっきり千秋とのだめの公式の場での共演だと思い込んでいた。
しかし、それは違う。
もし、のだめが千秋との共演をゴールにしていたら。
プロの演奏家になる事はありえない。
のだめは演奏家としての自分と真一との関係を公私混同していたら。
ハッピーエンドではないのだ。
私の部分ではパートナーであっても。
公の部分では別々の関係性をきづかねば、この二人はいつまでも一緒に入られない。
それが分かった時。
「これって大人のマンガだわー」
と、この作品の奥深さに感心してしまった。
間違いなくこれは名作である。
龍女 2010-02-02
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